発達障害の人が見ている世界 岩瀬利郎著

ADHD(注意欠如 多動性)ASD自閉スペクトラム症)それぞれ13年間で

約 15倍 6.5倍に増え・・ 突然増えたわけではなく メディアで取り上げられ

受診する人が 増えた。 発達障害を持つ人は、珍しい 存在では、無く。

 

ASD ADHD グレーゾーン なのか?に こだわるより 自分や周りの人の特性を知り

生きづらさを解消する手引きに・・・本書を活用。

 

本人たちの見ている世界を理解する

「社交辞令や皮肉が通じづらい」

 

会話によるコミュニケーションは、約二割が言葉の情報 残り八割は、メタメッセージ

発達障害の人は、そこを読み取る力が弱い ので ちゃんと 言葉で・・・

 

ちょっとしたことで 強い不安を感じる 

あらかじめ 予告 しておく 必要が・・・

 

無表情(感情は、ちゃんとあるのに 喜怒哀楽を表現できない)

ちょっと大袈裟な表情を見せ 大きな身振り手振りを添え 判りやすく見せる。

 

音に敏感 ゴーッ という 音が怖くて 電車に乗れない

無理に慣れさせず 道具の力を借り ストレスの原因をカットする。

 

片付けられない 処分できない 汚部屋に住む人の真実

とりあえず 必要なモノ 分類 一日一か所ずつ 片付けさせる

ADHDの人には、何処から 手を付けてよいか わからない。

 

周囲のざわざわした音が気になり 会話や仕事に集中できない

刺激を減らす 環境を整えてあげる。

 

定型発達の人より 進化の過程で発達している脳幹や大脳辺縁系の働きが強い

そうした脳を持つ発達障害の人の特性が、人類を発展させたという説がある。

 

ニトリホールディングスの似鳥昭雄さん 70過ぎてからADHDとの診断を受けた

とか・・・

 

毎回ごと 「生き方のヒント」が 載っていて 判りやすい 図書でした。

孫や その親にも 通じるところあり 感銘しました。