虚偽記載の元検事不起訴、検審に審査申し立てへ

 陸山会事件の捜査報告書に虚偽記載があった問題で、市民団体「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」は、虚偽有印公文書作成容疑などで刑事告発した田代政弘・元検事(45)(辞職)について最高検が不起訴としたことを不服とし、7月半ばまでに検察審査会に審査を申し立てることを決めた。



 市民の会は今年1月、田代元検事が、陸山会元事務担当者・石川知裕衆院議員(39)の取り調べ状況を記した報告書に虚偽を記載したとして告発。最高検は27日、「故意だったと認めるのは困難」と不起訴(嫌疑不十分)にした。

 市民の会は「虚偽記載は明らかで、起訴されるべき事案だ」としており、田代元検事のほかに不起訴となった上司らの審査申し立てについても検討する。

(2012年6月28日18時57分 読売新聞)

虚偽記載  村木氏の時も
 またも同じようなことが・・・