まだ一人の患者も救っていない

業績がたたえられるたび、「まだたった1人の患者さんも救っていない」と臨床応用への熱意を語ってきた。会見では「医学や創薬で可能性がある。この賞は過去の業績というより、これからの発展に対する期待の意味が大きい」と繰り返し責任感を口にした。iPS細胞をさらに発展させるための挑戦は続く。

(2012年10月9日08時19分 読売新聞)

 山中氏ノーベル賞  素晴らしい方 
 日本人に希望の星