人は大陸

17世紀の英国の詩人ジョン・ダン
「人は島ではない。大陸のひとかけらなのだ。誰かが死ぬことは、我が身が縮むこと。
 私は人類の一部だから。それ故に知ろうとするな、誰がために鐘は鳴るやと
 それはおまえのために鳴っているのだ」

引き出しを整理していたら出てきた新聞の切りぬき。

そういえば 私のお気に入りアーチストもジョン・ダン「死に臨んでの祈り」を訳してました。

「誰も孤島ではなく誰も自分ひとりで全てではない 人はみな大陸のひとかけら 本土のひとひら
その一握りの土を波が来て洗えば洗われただけの欧州の土は失われ さながら岬が失われ
君の友人や君自身の土地が失われる 人の死もこれと同じで 自らが欠けてゆく
何故なら私もまた人類の一部だから ゆえに問うなかれ 誰がために鐘は鳴るやと
それは君のために鳴るなれば」