自民本部と対立不可避…市長、北海道10区へ

自民本部と対立不可避…市長、北海道10区へ


  岩見沢市の渡辺孝一市長(54)が次期衆院選の北海道10区(空知、留萌)に立候補する意向を固め、自民党の地元道議は12日、公認申請の手続きに入る方向で調整に入った。

 正式表明を待って、地元道議らは今月下旬にも申請手続きに入る。同党本部の執行部は公認を見送る方針で、地元支部との対立の表面化は避けられそうにない。
 
 渡辺氏は同日「進退については市議会終了後に時期をみて決断したい」とするコメントを出した。定例会の会期は今月22日まで。早ければ23日に滝川市内で開く10区支部総会で表明する見通しだ。
 
 地元道議は12日、読売新聞社の取材に「表明時期は国政や党本部の情勢を見定めて最終判断したい」と語った。支部総会では渡辺氏に出馬表明を求める決議を予定しており、国政選挙に向けた新たな後援会の組織づくりにも着手する方針。地元36市町村支部から公認を求める書面を取りまとめ、道連に公認を求める。

 
 同選挙区では、昨年11月に公明党の稲津久衆院議員(54)(比例北海道ブロック)が立候補を表明。公明党との選挙協力を重視する党本部は大島理森副総裁が今年3月に札幌入りし、地元道議に対して渡辺氏の擁立を見送るよう求めるなど温度差があるが、9月には党総裁選も予定されており、渡辺氏の公認を巡る情勢は流動的だ。
 
(2012年6月13日08時00分  読売新聞)


自民党民主党も政局しかない政党。
「国民本位」の政治はどこに行ったのでしょうか?
消費税を上げることにしか目がいってない政治家達。
その分を何に使うのかも明示していない。
政治不信、そのものです。

今回の岩見沢の状況も似たようなもの。
市政をしっかりやり遂げられない政治家が国政を担えるのか・・・
はなはだ疑問です。