思うは招く

思うは招く  植松努著

年末の今日 息子が持参した本を借り 読み終え 先日もテレビで紹介されていた著者。
そして 下町ロケットの主人公の様な方。赤平の町工場「株式会社 上松電気」専務取締役。

「CAN DO] NASAの門にも刻まれた言葉・・母親が教えてくれた「思うは招く」と同じ意味。

未来とは、未知なる進化の先にあるもの
 赤平に工場をもつ著者は、住宅に関するコストを10分の1 食に関するコストを2分の1にし
 教育のコストを0にする。ここ赤平に町を作り建設コスト10分の1住宅を・・・
 「出来るわけない」と思ったら 何も変わらない。
 どうやったら出来るかな と思った瞬間未来が始まる。

子供の未来を受験や成績で保証してもらったと考える親が増えている。
試験や資格は、世界の中のほんの一部。
子供達は、学歴よりも素敵な資格を持っている。「好き」という気持ち。成績だけで未来を決められ
・・・子供達は、希望を持たない大人になり やがて希望を奪う側に回ってしまうかも?

医者になりたい と思ったら 道は、険しい・・人の命を救うことが目的であれば・・・
医療機械の開発 消防隊 自衛隊 だって 手段のひとつ。手段もゴールも道は、無限。

個性を殺すのが「群れ」個性を生かすのが「仲間」

今の日本経済は、平たい器に入った水のよう
 今の人口急減時代・・不況は、一過性のものではなく スタンダードとして定着しそう・・・
 消費に依存しない社会を考える時期ににきています。それは、戦争だって防ぐかもしれない。

Dream can do,Reality can do. 「思い描くことができれば それは現実になる」