永続敗戦論 白井聡著

やたら「ゆえに」が出て来る。そして 回りくどい。

拉致問題 「平和 繁栄」享受 出来なかった国 北朝鮮

「植民地支配 謝罪 経済援助 拉致被害」日本は、拉致被害を知りつつ被害を拡大

西ドイツは、ハイジャック事件・・実行犯を殺し 人質を奪還した。と世界から喝采

なんども 憲法改正してきたから 出来うること。

 

検閲により 統制されたかたちで始まった戦後民主主義 正義の基礎 戦後日本の思想的 基盤で有るはずがない。

天皇の免罪は、米国の都合により 決定された・・・天皇の地位にて 劇的な変更を加えるのは、対日占領政策の妨げ。

 

TPP  実現 モンサント社 「種子の独占」以前何かで読んだ記憶が有りですが・・

ターミネーター種子」開発 

原子力発電の稼働 困難 火力発電(天然ガス)日本をTPPに否応なく参加させ・・

これらを 受け入れ・・アメリカの国益追求を受け入れ 積極的に受け入れ手引き

する輩が国内に いる 指導的地位を占めている。

 

「イコール パートナーシップ」主権の幻想

第二次世界大戦後は、そのような 力を維持したのは、米ソだけ

 

親善的保守派 アメリカが 日本を見捨てない・・しかし

反米的進歩派からすると どんなことがあっても 日本を手放さない。

 

靖国問題 本来は、アジアとの関係 でも 東京裁判・・・A級戦犯が祀られ

政治家が・・・は、全連合国に対する不満の表明。

 

1960年の安保改正反対闘争 1993年 細川内閣の成立

2009年 鳩山内閣の成立政権交代 そのたびごと

機会は、潰えて・・・

 

中国では、侵略を受け 「恥ずべき」

人種差別 人体実験 科学者の戦争協力 ソ連への牽制

日本人は、そう感じていない。敗戦?ではなく 終戦

 

岸信介は、「真の独立」佐藤栄作は、「沖縄が還ってこない限り戦後は、終わらない」

中曾根康弘は、「戦後政治の総決算」安倍は、「戦後レジームからの脱却」を唱え

決して実現できず・・・

 

最後のエピローグだけ 読みやすかった。

その中に 自国を破滅に・・責任追及の最大の儀式が 東京裁判

連合国によるもの 

我々自身の国の進路を誤らせた人々の責任の追及を 我々の手で行っていない。

 

あと 二冊読まなければ・・・しんどい。