糸暦

小川糸著 

新刊の様で 図書を借りてきても 未だ 汚れも無く 気持ちがいい。

 

「四季を愛おしみ旬を味わう12か月」とか・・

流石 お料理も上手な作家さん。

 

富士山に登る では、暁登山の筈が 悪天候 火口の周囲を巡り歩く

お鉢巡り 楽しみに・・・速攻で下山

登山は、人生に似ている いくら努力しても 期待する結果が得られるとは、

限らず・・・

 

白みそのお雑煮 では、水臭い?は、形容詞として よそよそしい態度のほか

白みその雑煮を食べさせた 友人からのことばにて

関西では、水分が多く味がボケていることの表現をするらしい。

ここで気になる発言「結婚していた頃は・・夫の出身地である 東京のお雑煮作り」

とあり

いつ? ええ~ 早速検索 離婚の経歴無し どうなっているの?気になる。

 

手書きの年賀状 お年玉切手なるものが 発売されていること知らず

年明けに 年賀葉書の当選で 切手?は、知っていましたが・・・

一枚につき3円分の寄付が付いているとか・・

そして鳩居堂の葉書にて 手描き 年賀状を受け取ってから 新年のあいさつ

万年筆 を使い 受け取ってからですと 近況へのコメントもしやすいのだとか

 

如月には、大福梅と刻み昆布のお茶

北野天満宮の梅 「ぎぼし」の昆布 贅沢なお茶ですね~

 

伊勢詣で と めかぶうどん

伊勢うどん お世辞にも美味しいとは言えず 私も実感でしたが

めかぶうどんは、絶品だとか・・

 

その後 途中 料理のレシピまで 写真入りで載っていて さすが

 

山形県の出羽屋について  旬の山菜ときのこ を味わう

四代目がシェフズテーブルをはじめ それぞれの料理の説明を受けながら

言葉を交わし 山の景色に思いをはせながら 頂く。

 

足し算の料理より引き算の料理の方が 心身に染みる。

 

山は、人が入り 山菜やキノコを採ることで 巡ってくる。

 

ブナの木は、初夏になる頃 地下の根っこ同士で交流会議?

おとぎ話の様で 実際にブナたち の 生存のため 来年は、豊作にするか

不作にするのか 決定会議 彼らは、5年に一度豊作の年を作り

自らの生存戦略をねっている。

 

スラスラ一気に読んでしまいましたが レシピは、書き留めて置き

作れるものは・・・と考え 著者は、お若いのに グルメ そして 料理に腕も

スゴ技?