聖なる怠け者の冒険・森見登美彦著

聖なる怠け者の冒険・森見登美彦

タイトルが面白そう?で 借りた小説。
著者は、1979年生まれ 何故 デンキブラン知ってるのかしら?
それを もじって 天狗ブランという 架空のお酒名 つけ。

「人間は自分が真に求めていることに気づかないものです」
「自分に嘘をついている。怖がっているだけなんだ。本当は怠け者に
なりたいのでしょう?・・・その葛藤を乗り越えたとき、あなたは、
一皮むけたイイ男になるわけです。」

「俺が蕎麦を食っているのか、蕎麦が俺を食っているのか。
蕎麦と人間の対立が溶け合う地点において、おまえは世俗的な
価値に支配された世界を超え、無限の世界に触れる。
そのことによって自己を変革するのだと」

片付け 捨てることから始まる。
真に有用なもの、真に無用なものとは何か。時の流れは
有用な物を無用にし、無用な物を有用にする。
物の本質をみきわめるには時間がかかる。
長期保管の空間・・空間を確保するためには捨てねばならない。
堂々巡り・・・悩み苦しんだあげく、内なる怠け者が囁く
「明日にしよう」と

ぽんぽこ仮面  八兵衛明神  五代目 等
面白い 固有名詞 

脳のリフレッシュになったかな?