大事なものから捨てなさい

中村メイコ 著

タイトルからも うかがい知れる 文面でしたが 「断捨離」とも少し違う。

「お別れ時」どれだけ 大切でも いつかは、お別れしなければ・・・宝物を

あの世に持って行くことは、出来ないのだから。[本当に実感]

年齢に合わせ 思い出をそぎ落とし・・人は、前に進めない。

ものが無くたって 大切な人を 思い出すことは、出来る。

 

健康診断の事ばかり考えて楽しいですか?

健康診断も映画の予告編に似ている どこも痛くないのに

検査して わざわざ 先に病気を見つける。

 

好きなことを楽しい事をするために 健康が必要なのに

今は、ただ 健康になるために 生きている人が多い。

 

洋服も シックな色が似合わなくなる。ベージュ モスグリーンも

くすんだ感が 強くなる。[最近私も実感]

 

メイコさんの 父親は、生前「財産は、残してやれないが きみの両親は、嫌な人だった と言う人が誰一人 いないよう 生きてきた」[明言ですね]

 

(眠らばや 落ち葉を払うことなかれ) 実父のことば感動したのも・・

イギリスへ出向いたときに シェークスピアの言葉 だったとか(笑)

 

沢山の友達と過ごすより 一人が気楽。

老人ホーム しかし 未だ見つからず

集団で レクレーションや合唱させられるのは、嫌

諸々 ここぞと言うところが 見つからず ダそうです。

 

一気に楽しく読めました。

そして なんと 昭和の著名人との 交流が 多かった事か・・